サバオのこと

2013年6月30日にやってきた1匹の猫。

まさか飼うことになるとは思わず、見に行ったら連れて帰ることに。

見に行ったその足で病院に連れて行き、二人暮らしがスタート。

最初はお店にゲージを置いていたのだけど、閉じ込められるのが性に合わず

気づけば普通に当たり前に店内にいました。

初めて会った時から抱っこするとゴロゴロ喉を鳴らして、

もしかしたらどこかで飼われていて脱走したのかな?と思ったりもしました。

初日こそ自宅で隠れていましたが、すぐに慣れて体の上で寝るように。

留守番させずにお店に連れて行くようになりました。

子猫の頃は男性が苦手で、話しかけられても「シャー!」

いつの間にか男性の方がたくさん遊んでくれることに気づいたようです。

 

看板猫として7年半。

入り口で日向ぼっこしているときは、お客さまが来られると

ニャーニャー鳴いてお出迎え。

カウンターにいるときには鼻キスでこんにちはの挨拶。

うっかり寝ていた時は「あ、お客さん来てた」と

慌てて起きて来たりもしてました。

 

抱っこが大好きで、いつも抱っこをおねだり。

でも誰でもいいわけではなくて、お客さまの抱っこは

やんわり拒否したりもしてましたね。

匂いに敏感なので、化粧品やフリスクの匂いに反応して

猫パンチすることも。

偽物の花の匂いにも嫌悪感いっぱいに反応していました。

レッスン中は寝ていても必ず一度は顔を出して、

テーブルのセンターでしっかりチェック。

出来上がったお花を並べて写真を撮ろうとみんながスマホを向けると

なぜかお花の前にサバオ。

ボクのこと撮ってるんでしょ?

みんないつもボクのこと撮るでしょ?

とでも言いたそうに当たり前に写り込んでました。

 

寒くなって、普段よりさらに抱っこのおねだりが増えて、

毎年恒例のサバオのマフラーもそろそろかな?と思っていました。

 

いつも残業にも付き合ってくれて、大体寝てたけど

本当に遅くなった日は「帰ろうよ〜」とずっと鳴いてたね。

年末もそんなことがあって、でも終わらなくて

そうすると気を引こうと変なところに入って鳴いたり、

高いところに上がって「おろして〜」と鳴いたり。

終って帰宅すると一緒に布団に入って寝て、

翌朝はサバオの方が寝坊してたね。

いつも付き合ってくれてありがとう。

 

大晦日も例年より終了が遅くなって、

実家方面は雪も降っていたし、お正月になってから帰ろうかな。

そんなことも考えたりしましたが、

実家で待っている家族の様子から、大晦日に帰ることにしました。

 

いつも通り実家はあまり落ち着かないサバオ。

夜は一度布団から出て、家の探検をしていたけれど、

戻ってきてからは実家で初めて布団の中で朝まで過ごしました。

いつもすぐ起きて窓から外を見たり、ウロウロ落ち着かなかったのに、

ついに実家で寝ることに慣れたか!?と。

 

元旦はずっと一緒に過ごして、一緒に昼寝して、抱っこして

ご飯食べて遊んで、いつもと変わらないサバオとの時間。

 

夕食の時間までは。

 

 

突然暴れて動かなくなって、サバオの最期の声は、

何か苦しくて吐き出そうとする声でした。

喉をみると血が、、、

 

本当の突然死でした。

 

 

いつも私自身がさまざまなことを教わり、タイミングごとに

見ていただいているYさんという人がいます。

自分の健康状態やお店や家の状態など、日々の細かいことは無料で

見てくださるので友達のように連絡してしまっています。

その時も思わず写真を送りました。

普段は連絡しても半日〜1日ぐらいは既読にならないので、

また落ち着いた頃に返信があるだろうと思っていたら、

すぐに返信があり、今すべきこと、サバオの状態など教えてくださいました。

おかげで動物病院では死因は不明と言われたのに、全部わかってスッキリ。

まだ寿命じゃないから助けてあげて!時間勝負!

そんな言葉に励まされて初めて蘇生を試みました。

ですが、サバオが自力で呼吸するには原因を取り除かないといけなくて、

それが私ではどうしても無理で。

「しんどいよ」

というサバオの声まで聞こえてしまいました。

そんなこと言うの、サバちゃん。もうやめる?と

顔を見るととても穏やかで、いつもの笑顔の寝顔。

人工呼吸も心臓マッサージもやめて、抱っこすることにしました。

きっと自分がしんどいんじゃなくて
「おかーさんしんどそうだから、もういいよ」

って言ったのかなと後になって思いました。

『まだ魂は家にいます。最期の時間を一緒に過ごしてあげてください。

救おうと頑張ったことも、最後に一緒に過ごせることも幸せなことですよ。』

私が諦めたことを感じたYさんの言葉。

Yさんも猫ちゃんと生活されているので、とても親身になって下さって

翌日には、サバオは天国でゆっくり寝ていて

痛かったことや苦しかったことは1ミリも記憶にないので心配ないと。

そして、さよならじゃないよ。これからもよろしくね。

また会いに行くよ。

とサバオからのメッセージを伝えてくださいました。

 

去年からYさんから同じことを繰り返し言われていることがあって、

まだなんの兆しもないですが、そこにサバオが来てくれる気がしました。

気のせいかもしれないけれど、、と伝えると、

「そのように感じますね」と。

そのことはとても嬉しい。本当に嬉しい。

でもサバオがいない今はとても悲しくて寂しい。

嬉しいことが未来にあるから大丈夫とはなれない。

 

3日に火葬をして、骨になったサバオを連れて姫路に帰ってきました。

1時間運転するのが不安で、友達と電話しながら。

「1人で部屋に入るの不安やな。」と部屋に入るまで付き合ってくれました。

話が止まらなくて、遅くなって悪いな、、と思って時計を見ると、

時計が止まっていました。

サバオが亡くなった時間とほぼ同じ時間で。

 

こんなことあるんやなぁと言いながら、すぐに電池を替えて

その証拠は何もないのですが、、

 

数日後、Yさんとやりとりしていて、止まった時計のことを話しました。

ただの偶然かもしれないけど、と。

すると、サバオの守護霊さんからメッセージがあって

「あなたへ彼からの念が強く残るようにと、そうしました。

ごめんね。(生き返られなくて)とのことです」

もうほんとに、運転してるのに前が見えなくなるやん!

サバオのごめんね、という想いに私が気づくようにと細工されたんですね。

サバオも守護霊さんもすごいな。なんでもできるやん!

 

このことを見てくださった人からメッセージをもらって、

きっと時計の電池をすぐ替えてしまったのは、サバちゃんが

「立ち止まらずに進んで」って言ってるからだと感じたよ。

そんなふうに考えてなくて、一方通行じゃない想いがあることを

色んな人に教えてもらった気がします。

 

フローリストの先輩が花束を持って来てくださって

「お花いっぱいあるやろうけど、サバちゃんに」と。

今も写真と一緒に飾ってます。

いつも通りの優しい声と笑顔に思わず甘えてしまいます。

 

お店ではレッスンも始まって、

「先生、びっくりしました」

の一言からサバオの亡くなった時の話になって、

でも不思議と聞いてくださる人がいる時って平気でね。

普通に話ができていたりしました。

レッスン中に生徒さんの1人にお友達からLINEが届いて、

「サバオのいい感じの写真送って」と。

その人も単発レッスンにいつも来てくださる生徒さんで、

年末もお正月アレンジを作りに来られてました。

成人式用のミニブーケをたくさん作っていた日。

 

レッスンが終わってから、その生徒さんが荷物を抱えて来店。

月末のオーダーに来てくださったんですが、手に持っていたのは

引き伸ばしたサバオの写真とプリントしてアルバムにした写真、、

「先生この写真持ってないと思って。

一番お気に入りの写真を引き伸ばしてね、これすごい綺麗に撮れてるから」

思い出しても涙が止まらなくなるんですが、、、

いつも楽しく笑ってご参加くださってて、サバオのことも

こんなに可愛がってくださってて、、、感謝しかありません。

今後ともよろしくお願いいたします!

 

その日は他にも、かわいい猫のマグカップをプレゼントに

持参くださった方もいて、一緒に泣いて、、

実は最後に会えるかと3日にお店に来たけど、閉まってたね。と。

ほんと、最後にお別れできたらよかったんですけどね。

なかなか余裕がなくて。

お菓子の差し入れとお手紙をくださったり、

会った瞬間両手を広げて「癒してあげるよ」と言う小学生がいたり

本当に日々感謝しています。

 

日が経つにつれ、大丈夫な日もあれば、

一日中涙が止まらない日もあったり、

2週間の間に色んな人から連絡をいただいて、

寄り添う言葉をたくさんいただきました。

もう大丈夫!とはなかなか言えないのかもしれないですが、

可愛くて愛おしいサバオがいたこと、

サバオがたくさんの人に可愛がってもらって愛されていて

子供さんが猫好きになるきっかけになっていたり、

たくさんの人の記憶のなかでいつまでも

愛されていることを願って、

いつか来る再会を待ちたいと思います。

 

書き始めると思わぬ長文になってしまいました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

お店のサバオコーナーには、猫ちゃんへのお裾分けも置いてます。

お買い物ついでにぜひお持ち帰りください。

 

サバオが戻ってきたときにはまたお知らせしたいです。笑

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    長濱佳代 (木曜日, 14 1月 2021 20:00)

    サバオ君、幸せでしたね。
    そして花cocoさんも(お名前わからなくてすみません!)サバオ君との時間を過ごせた事が凄く幸せだったと思います。

    私も約三年前に金太郎が旅立ちました。
    金太郎と過ごした時間は凄く凄く幸せでした。
    未だにキッチンに立つとふと足元に金太郎が居るような気になる事があります。

    ずっと一緒なんです。
    ずっと一緒に居てくれてると思いますよ。

    何か取り留めのない文章でごめんなさい。

  • #2

    花coco (金曜日, 15 1月 2021 15:53)

    長濱さん。
    コメントありがとうございます。
    こんな急なお別れになるとは思っていなくて、でも毎日毎日
    目いっぱいの愛情を伝え合っていたので、後悔とかはなくて。
    ただ今は辛い悲しい寂しい日々です。
    サバオは私が生きている間にもう一度私のもとに来てくれるそうなので、
    その日を待ちたいと思います。

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