お正月花材は縁起物

クリスマスもまだですが、お正月準備のお話を。

 

日本古来のお正月に飾るお花、諸説ありますが、

せっかくなので縁起担いでまいりましょう!!

まず、誰もが聞いたことがあるでしょう「松竹梅」について。

写真の門松はまさにそうなんですが、

竹と松、縄で梅結びを作ることで松竹梅になっています。

 

それぞれが縁起物な理由を簡単に。

松・・・常緑樹で冬でも青々としていることから不老長寿の象徴。

竹・・・まっすぐで成長が早く生命力の象徴。節がある=節度が良い。

梅・・・春の花に先駆けて寒さの中で咲くことから生命力の象徴。

 

それぞれ平安時代や室町時代から縁起物として扱われていたようです。

 

この写真の掛け蓬莱、ハイカズラは長ければ長いほど縁起がいいとか。

そしてチラッと見えてる赤いもの。

南天の実です。

 

今日も市場の人から

「今年も千両が少ないからヒペリカムを大量に用意してる」

と聞きました。

これ前にも買ってって言われた記憶があ理ます。

でも、本来お正月に実はタブーです。

結実する、実を結ぶという言葉の通り、植物の成長において

子孫繁栄の実は結びに当たります。

新年早々結び=終わりとなるのが縁起が悪いと言うわけです。

でもお正月花材には実ものがたくさん。

おもと、千両、南天、金柑、仏手柑など。

それはなんでなんでしょう??

 

前にも書いているはずなのでさらっとおさらい。

それぞれ、名前が縁起がいいから例外とされ、

逆に縁起がいいとされているものばかりです。

おもとは漢字で万年青と書きます。

松や竹が常緑であるだけで縁起物とされますからね。

千両は見た通り、南天は「難を転ずる」の語呂合わせ、

柑橘類は吉を「きつ」と読めることから、、、

 

お正月飾りは飾る日にちも色々と謂れがあります。

簡単に言うと、29日と31日は避けましょう。

なので29日のレッスンで作った飾りは翌朝に掛けてくださいね。

 

花cocoのレッスンではお正月の縁起物をたっぷりと使います。

他の実ものは使いません(笑)

26日15時〜、30日10時半〜も若干名募集中です。

昨年も好評だったお正月飾り、ぜひご参加くださいね〜。

 

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